HOME きょうだい構成で性格は変わるか? 同性のきょうだいがいる場合・異性のきょうだいがいる場合

同性のきょうだいがいる場合・異性のきょうだいがいる場合

同じきょうだいでも、相手が異性か同性かによって、性格に与えられる影響は違ってきます。一般的に同性同士のほうが周りから比較されることが多く、互いにライバル心を抱きやすいといえるでしょう。

男同士のきょうだいで育った場合

男同士のきょうだい 男同士のきょうだいは、何といっても小さいころ、一緒に仲良く遊べる点がメリットでしょう。女の子ならついていけないような戦隊ヒーローごっこや、野球、サッカーなども男きょうだいなら一緒に楽しむことができます。

ちなみに弟は、小さいながらも何とかお兄ちゃんの激しい動きについていこうとするため、運動能力が開花しやすいといわれています。周りにいるスポーツの得意な男性を見てみると、次男や三男であることが多いかもしれません。

一方で男きょうだいはケンカも激しいですので、親は大変な思いをすることもあります。特に体が大きくなればなるほど、流血沙汰になることも少なくありません。 ただし父親の力が強い家庭では、父という共通のボスを恐れるため、ケンカをしても結局は収束して仲良くなるケースも多いようです。逆に父親が弱い場合、とめどなくケンカしやすいかもしれません。

また同性同士ですので、やはり小さいころから何かと比較されることが多いでしょう。よくあるのが「優等生のお兄ちゃんと、やんちゃな弟」という図式です(逆パターンもあります)。 この場合、たとえば片方だけを親や周りが褒めたたえたりすると、もう片方はひねくれてしまうことがあるため注意が必要です。

また互いに成長して大人になると、女同士と違って疎遠になってしまうきょうだいが多く見られます。男性は社会性の生き物ですから、子どもの時に比べられた経験があると、無意識のうちに仕事で競い合うこともあるようです。

その他、男だけのきょうだいの中で育った男性は、若い女性に対して美しい誤解を抱きやすい傾向があります。「女の子とはこういうものだろう」という思い込みが強くなり、実際に恋愛が始まってから幻滅することもあるのです。

特に女性のまくしたてるようなおしゃべりに免疫がついていない男性が多く、結婚後に妻がわーっと文句を言ったりすると、うまく対処できないことが多いといわれています。

女同士のきょうだいで育った場合

女同士のきょうだいも、やはり小さいころに同じ遊びを楽しむことができます。ただし同性同士ですので、やはり互いにライバル心を抱きやすいでしょう。

特に女の子は、男の子よりも見た目を気にしますから、互いに似ていない場合はコンプレックスにつながることもあります。また「弟なら許せるけれど妹なら許せない!」というように、女同士ならではの嫌悪感が出てくることもあるようです。

しかし女きょうだいは、大人になってから仲良くなるケースが多い点がメリットです。母親も含めて、女同士で強い絆を結びあっている家庭は非常に多く見られます。 ですから小さいころの関係だけでは、その後どうなるかはまだ分からないでしょう。

ちなみに女きょうだいの中で育った女性は、おしゃべりで気が強いという説がありますが、これは親によるところが大きいかもしれません。たとえば母親が強くて父親が弱い家庭だった場合、どうしても父親がないがしろにされ、女性たちがリードをとるようになるからです。そのような家庭で育った女性の中には、男性を尊敬できず、何かと自分で采配をふるおうとする人も確かにいます。

しかし父親が昔ながらの厳格な人で、母親もやまとなでしこタイプだった場合は、きちんと男性を立てるようになる可能性があるでしょう。

異性同士のきょうだいで育った場合

一方、異性のきょうだいでは、同性同士と比べて能力を比較されることは少ないかもしれません。また「下の子が上の子に合わせる」形で成長することが多いようです。

たとえば上にお兄ちゃんのいる女の子は、お兄ちゃんについていこうとしますので、運動が得意で活発な子に育つ可能性があるということです。特に男きょうだいが複数いる女の子は、その傾向が強いでしょう。

逆に、上にお姉ちゃんがいる男の子は、女の子の世界に普通に溶け込むためか、乱暴でない子に育つ可能性が高くなります。また小さいころから女性(姉)に命令されることに慣れているため、女性に対して偉そうにすることがなく、結婚後も妻とうまくやれる男性が多いようです。 一説には、「姉のいる男性が、結婚相手として最適」ともいわれています。

また男女ともに、すぐ身近で異性の成長を見ることになりますので、「男は強くたくましいもの」「女はか弱くてロマンチックなもの」という誤った認識を持たずに済む点もメリットです。互いに色々な面があることを素直に受け入れることができるでしょう。

ちなみに「異性同士のきょうだいは、大人になってから疎遠になる」とよくいわれますが、結局は人それぞれのようです。たとえば3人兄弟で男1人、女2人だった場合、姉妹同士が仲良くなるかと思いきや、兄と妹のほうが仲良いケースもあります。 特に「長子と末っ子」の仲が続き、真ん中だけが疎遠になることが多いのが興味深いところです。