HOME きょうだい構成で性格は変わるのか 一人っ子のメリットとデメリット

一人っ子のメリットとデメリット

一人っ子

最近は昔と比べると、一人っ子が増加傾向にあります。厚生労働省の調査によれば、1992年から子どもの数が2人以上の夫婦が減っているようです。では、なぜ今一人っ子が増えているのでしょうか。

厚生労働省設置の研究機関である人口問題研究所によれば、子どもを育てるための経済的負担、地域の子育て支援が足りない、仕事と子育ての両立が難しいなど理由はさまざまなものが考えられます。ここでは、今増えている一人っ子のメリットとデメリットを紹介していきましょう。

一人っ子のメリット

一人っ子のメリットの一つは、親の愛情を独り占めできることです。大切に愛情を受けて育てられたことは、自己肯定感が向上します。世の中には兄弟や姉妹と比較され、親に甘える機会が少なくないってしまい自己肯定感が低くなる人もいるのです。そのため、一人っ子の親御さんは自信をもってお子さんを可愛がってあげましょう。

一人っ子は好きなところに気軽に出かけることができます。子どもが多くいると、その分外に出かけるのも一苦労。また、その子の成長速度に合わせてお出かけする場所を選択できるのはとても嬉しい魅力です。旅行は子どもが多いほど、金銭面や体力面でも大変。一人だけなら旅行も気軽に行くことができます。出かけ先でも親御さんの精神的な疲れや肉体的な負担が減らせるのは助かりますね。

子ども一人育てるのに、最低でも2~3千万円は必要な時代となりました。住宅ローンや老後の資金にもお金がかかります。その点、一人っ子なら金銭的な心配があまりありません。また、教育にお金を使うことができるので、将来の選択肢も多く増えてきます。

兄弟姉妹がいないと、日常的に親や祖父母など大人と多く接する機会が多くなるようです。その結果、大人との付き合い方が上手になります。普段から大人とコミュニケーションを取れていれば、成長してからも空気を読める人になると言われているようです。将来、社会に出たときに役立つことができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

一人っ子のデメリット

たくさんのメリットもある一方で、以下のようなデメリットも存在します。代表的なものとして「わがままになりやすい」が挙げられますが、それ以外にもあるのでしょうか。ただ、ここで紹介しているのはあくまできょうだいがいる子どもと比べた傾向のため、参考程度と捉えてください。

一人っ子は必ずわがままになるとは限りませんが、そうなってしまうこともあるようです。親の愛情を独占でき、欲しいものがすぐ手に入るうえにきょうだいと争うこともありません。我慢や忍耐について学ぶ機会が亡くなってしまうので、身につかないのでしょう。そのため、自分の思い通りにしたい気持ちが強まってしまい、わがままだとみられてしまうのです。

兄弟姉妹がいれば、何かしらのことで競争する機会があります。一人っ子だとそういう機会がまったくないため、争いが苦手になってしまうようです。また、喧嘩する回数も少なくなり仲直りするのが苦手になってしまいます。

愛情を一身に受けられるのは素敵でもありますが、同時に親や祖父母から勉強や運動、将来の期待が多くのしかかってしまうようです。プレッシャーが大きくなってしまうと、子どもは親の期待に沿えるようにしか行動ができません。自由な精神を育てるのを、阻害してしまうことがあるので気を付けてください。