HOME 現代の子作りは大変です お母さんが家庭に二人!?母親化する父親

お母さんが家庭に二人!?母親化する父親

イクメンが増えたけど、父性が消えた家庭

父性

最近、育児を積極的に行うイクメンが増えてきました。それ自体はとてもよいことですが、家庭に母親がもう一人増えたような状態が見られるようです。おむつ替えや、着替え、食事を食べさせるなど細々とした世話を行っているうちに、お父さんがお母さん化しています。少しでも鼻水が出ればふいてやり、シャンプーも顔に水がかからないようにやさしく行う、危ないことから遠ざけて冒険させないなど、お母さん的な対応が見られます。

どんなに男女同権といわれようが、男性と女性は違います。意味があって性の違いがあるはずなのです。ですから子育ての役割も男女で違ってくるはずなのです。

お父さんは外の世界を教える存在

お母さんは子供の安全基地の役割があります。子供が外でつらい思いをしたり、疲れたりしたときに、心身を休めて充電する場所です。一方父親は外の世界を教えてくれる存在です。子供は父親を通して社会に目を向けます。ですから、お父さんは自分の仕事のことをこどもにわかる言葉で教えてあげたり、趣味のことを話したり、また、いろいろな場所に連れ出して体験をさせることが必要です。

特に自然の中に連れ出すことをおすすめします。自然の中では家の中にはないような危険もあります。自然のこわさやすばらしさを伝える機会を設けてあげるとよいでしょう。現代ではインドアの父親が増えていて、休日にこどもと遊ぶのも家の中というお父さんがたくさんいます。時にはゲームをして過ごすのもいいですが、外の世界を楽しむことはもっと大切です。

お父さんの中にも運動や大工仕事が苦手という人がいます。しかし、それは当然のこと。ありのままの自分でよいのですから気張らずに自然体で子供と一緒に活動すればよいのです。本格的な登山をしたりスポーツを行う必要はありません。一緒に森林を歩くだけでも十分です。

お母さんは家事と子育てで時間がありません。休日にお母さんだけで子供を外に連れ出すのは結構大変なものです。休日ゴロゴロ派のお父さんにはぜひともがんばっていただきたいものです。

一人っ子のお父さんは積極的にこどもと関わって

一人っ子のお母さんは母子密着の状態になりやすく母子ともにストレスがたまります。ついついこどもの様子が気になって、口うるさく干渉してしまいます。すると子供はますます扱いづらくなり、またお母さんも叱るという悪循環が起こります。たまに子供と母親を話すことによっていくぶん解消されるはずです。

また、一人っ子はお父さんとの交流が少ないと感じている子が多いようです。他の兄弟がいないと母親だけで手は足りるからでしょうか。きょうだいが多いとお母さんの手が足りず、お父さんお願いという場面が多くなってくるはずですが、一人っ子はそうはなりません。お父さんが意識して、お父さんと子供の時間を作ることが大切です。お父さんと楽しい体験を共有することで親子の絆も深まります。

一緒に何かするならばお父さんの得意なことをやってみてはいかがでしょうか。野球が好きなお父さんならキャッチボール、音楽が好きなら一緒にコンサートにいくなど。お母さんと二人では見られない世界を見せてあげたいものです。

また、きょうだいのいるこどもは、ときには母親と1対1の時間を持つことも大切です。母親を独占して甘える時間はこどものこころに安定をもたらします。お父さんが子供をつれだしてくれることでそのような時間を確保することも可能なのです。

お父さんの読む絵本は、お母さんのものとは一味違う

お母さんの声はやさしい物語に向いています。お父さんの声で読んでみてほしいのは、お化けの本やこわい本。谷底に住む怪物トロルをヤギがやっつけるお話、「三匹のヤギのがらがらどん」や大きな怪獣がたくさん出てくる「かいじゅうたちのいるところ」、こわいねずみばあさんが出てくる「おしいれのぼうけん」など、お父さんが読むととても臨場感が出て子供たちはその世界に引き込まれます。

お父さんはお母さんの心を支える役割がある

父母の仲が良い家庭は子育てもたいがいうまくいっているものです。お母さんの子育てが順調に行われるかどうかは父親のサポートにかかっています。サポートと言ってもお母さんが日常やっている仕事を手伝うことばかりではありません。夫と良好な関係を築いている妻は子育てを楽しむことができます。それは育児を手伝うよりも妻のストレス軽減に効果絶大なのです。

たまには子供を預けて出かけるのもいいですし、お母さんの話を良く聞いてあげるのも大切です。女性の話は結論がないから苦手だという男性は多いですが、根気よく話を聞いて「それはたいへんだったね」とねぎらってもらえるだけで気が済むことも多いのです。また、子供の話ばかりでなく、子供が寝てから二人で楽しい会話をするのもよいでしょう。夫婦の関係は子育ての要と心得て、妻との良好な関係づくりをこころがけていただきたいものです。